毎度、「世界最高峰」とされているエンターテイメントに触れる度に悔しい気持ちになるのは、圧倒されたからではなく(圧倒される時もあります)、生意気に聞こえるかもしれませんが「この程度なら再現できる」と思うからです。再現できていない理由はただ一つ、僕がそこに本腰を入れて挑めていないからで、原因の100%は僕にあります。
何日か前のキングコング西野さんのブログに書かれていた文書です。
なんだかすごく共感できる表現でした。
世の中で何かに挑戦している人、諦めきれない人の多くが思ってることじゃないかな、と思いました。
僕はサッカーや、楽器の演奏が好きだけどサッカー選手やアーティストになりたいとは一切思いません。思いません、というか思えません。それは西野さんが書いてる通り、この程度なら再現できる、なんて微塵にも思わないから、だと思いました。圧倒的な差があるから夢にもならないんだな、と。
ただ「この程度なら再現できる」までなくても、何か届きそう、自分達でもできそう、みたいなものを目にするとむちゃくちゃ悔しい気持ちになります。
それが僕にとっては飲食店なのではないか、と。
大繁盛してる。
上場した。
店舗がどんどん増えてる。
そういう噂、情報を聞いては東京、大阪、福岡といろんなとこに15年以上行き続け見てきました。
ただそこで圧倒的な差を感じてしまうのは、ごく一部で(もちろん全て良いお店ばかりです)あとは、何か悔しさ、が残るんです。
あれだったら自分達にもできたんではないか、だったり。
いろんなとこに行けば行くほど、できてない自分が嫌になるんですね。
僕がどんなにきついことがあっても飲食業に残り続けるのは、たぶんこういう未練があるからではないかと思っています。
今回の東京で何かそういう思いを払拭する事ができればなぁと思っています。
気持ちは焦っていますが実績はまだまだ。
強い気持ちを持って頑張ります。