何気なく見たテレビ番組に。歌に。
なんかジーンときてしまいました。
「万歳千唱」
「正解」
という2曲。
RADWIMPSさんが1000人の18歳の子達が持つ生の悩み、葛藤を聞き、それを元に曲を作り上げていき、最後に全員で大合唱というドキュメント番組でした。
なんで感動したか……を考えるとそこに共感できる部分があったからではないかと思っています。
どう表現すればいいかわかりませんが。
僕は『大人になったら大人になる』と思っていたんですね。
でも大人になっても、どれだけ歳を重ねても、何も変わることはありませんでした。
僕は僕のまま。大人になったフリ、親になったフリ、をしてはいますが、気持ちは18歳の頃のまんまだな、と。
18歳の子達となんら変わりません。
あいかわらず不安や悩みを持ち続けています。
37歳になった今も、明日が怖いし、明日にワクワクしています。
次々に降って湧いてくる問題に立ち向かったり、打ちのめされたりしながらも、どうにかこうにかもがきながら少しずつ進んでいます。
毎日が挑戦だし、楽しくてたまりません。
そこらへんが歌とシンクロして感動したんだと思います。
あ、そう。でもただ唯一、18歳と違うこともあります。それは
「現実はうまくいかないね」
「お金ないし」
「家のローンがあるし」
「子供がおるし」
37歳にもなると『周りがだんだん挫折者だらけ』になってきた事です。
18歳の時みたいに
「どうにかなるやろ!」
「毎日楽しい!」
なんて人は圧倒的にいなくなってしまいました。
「もう大人なんだし……」
と波風立たぬラクなところにドップリ浸かっている人だらけに。
それが大人というなら、そんな大人にだけはなりたくないものです。
そんな事を考えたドキュメント番組でした。