破天荒フェニックスを読みました。
事実を基にしたフィクション小説。
フィクション小説といっても、ほぼほぼノンフィクションに近いのかな、という印象です。
ここからは少しネタバレにはなりますが、今必死にもがいている人にはとても響く本だと思いましたので、書き残したいと思います。
オンデーズというメガネ屋さんの話。
売上20億。借入14億、ゴリゴリの債務超過、という超重たい誰も触れたくない爆弾のような会社を2008年、30歳の時に買収した社長の2015年までの7年間の物語です。
債務超過、リスケ中なので金融機関から7年間一切資金調達ができないにもかかわらず、7年後には海外にも2カ国進出し、売上も100億まで伸ばし、借入も7億まで減らし(もはや超優良企業)営業利益3億を出す企業にまで成長する話です。
次々に起こる人、金、経営の問題。
リスケを伴う金融機関とのハガユイやりとり。
次々に仕掛ける経営のスピード感。
社長のパワフル感。(もはや、むちゃくちゃ笑)
僕自身も規模こそちっぽけなものですが、共感できる事がたくさんありました。
そして、自分の頑張りなんて全然まだまだハナクソみたいなもんだという事も再認識しました。
ぜひ、いましんどいな、ていう人は読んでみることをお勧めします。
元気がでる本でした。
ボリュームがありますが。