14年前 2004年 23歳の時に久留米で創業しました




どうしでも書きたい事ができたので、少しだけ。昔の話をしてもいいでしょうか。

今から14年前の話。

14年と言ったら今、高校3年生の子が幼稚園の年少さんの歳の時です。

ちょうど幼児が大人になるくらいの時間ですね。(そこそこ遠い昔だな)

それくらい前に創業しました。

2004年、10月。23歳の時です。

「貯金はあったのか」

とよく聞かれるのですが、貯金なんてあるわけありません。

23歳てちょうど大学卒業して1年目ですからね。(大学なんて行ってませんが)

「親がそういう仕事なのか? 親から(お金を)出してもらったのか」

も言われますが、1円も借りていません。

し、心配されるので、むしろほぼ内緒で創業しました。

お金は普通に、銀行のフリーローン(事業融資ではなく)です。

「使い道自由!」と、よく銀行内にペタペタ貼ってあるアレです。

貯金もないのに、銀行のフリーローンだけ借りて(金利がアホみたいに高い!)1週間ズレで、2軒のお店を同時出店したのが始まりです。(最初が2軒て、少し頭がおかしい)

2軒とも10坪くらいの小さなお店で。家賃は7万5千円と8万5千円でした。

1軒は「開放区」という名前でした。

あんまり言った事ないし、誰も興味ないと思うんですが、名前の由来はですね。

本屋さんに立ち寄った時に目に入った木村拓哉さんの本です。

良い名前だなぁ、と思ったんです。

いろんなお客様にとって「開放区」になったらいいな、と。

ただただ名前だけを拝借する、という何とも失礼な事をしました。
木村拓哉さんの大ファン! でもないのですが。(もちろんカッコいいし、大好きです! ごめんなさい!)
というわけで、一軒が開放区。
もう一軒は創業を手伝ってくれた方の名前の一部をとって「武々」(ぶぶ)と名付けました。
こちらはうちの会社からは旅立ちましたが「しっぽりのぶぶ」へと進化し今もなお、元気に営業してくれています。
この2軒をもってヘンテコなスタートしました。
それからちょうど1年半くらい経った時の事です。
「開放区」にいつも酔っ払いのおじさまが来てくださっていました。
いつもフラッと立ち寄ってはちょろっと呑んで帰るセクシーなおじさま。
その方から突然こんな事を言われました。
「なにかこの先、夢とか目標はあるの?」
その時の僕は24歳です。
別に明確に何か目的があったわけではありませんが、とっさに
「そうですね。お店をどんどん出して会社を大きくしていきたいですね!」
みたいな事を答えました。(2006年2月に法人成していました)
そしたら
「じゃあちょうど良いお店があるから、もう一軒やってみない?」
という事で
「今度とりあえず、ここにおいで」
とその時、始めて名刺をもらい(あ、社長さんなんだ)と思いつつ、後日言われた場所(会社)を訪れました。
そこにあったのは思ったより重厚感のある建物。(想像と違う……)
恐る恐る中に入ると、一斉に事務員さんたちがこちらを見てきます。
「何か御用でしょうか?」
「えっと(いつも下の名前で読んでいたので、苗字が出てこない)社長さん? と打ち合わせ予定なんですが」
「社長と……ですか?」
上から下までジーッと見られました。
めちゃくちゃ僕、ナメていました……。
半袖半ズボンで行ってしまってたんです。(失礼にも程がある)
僕からすると、社長と言うより、ふつうにいつも来てくれる酔っ払いのおじさまに会いに行く、だけの感覚だったからです。
24歳の若者が半袖半ズボンで「社長は?」なんて尋ねて来たとこで怪しがられるに決まってます。
入り口でマゴマゴ入れずにいると、奥の社長室からノッソリ。
「おお。こっちこっち」
といつものおじさまから手招き頂き社長室へと通して頂きました。
ドン!! と、そこには今まででは想像できない、めちゃくちゃ貫禄のある社長がいました。
いつもと口調も表情も違います。
「お店を辞めたい、という人がいてね。その人の跡を継いでもらえないかな、と思ってるんですよ」
そこで、その社長から物件を案内されました。
  • 席数150席(2階建)
  • 100坪
  • 家賃80万円_(┐「ε:)_
  • 敷金670万円_(┐「ε:)_

条件はこうでした。

こんなの即答です。

「いや、これはどうあがいても…ムリじゃないですか」

「何がムリなの?」

「いや、たしかにやってはみたいですけど……。(どうかしてる)家賃は売上から払えたとしても、670万の敷金なんて、とてもじゃないけど用意できません」(もちろん高金利のフリーローンを返してる真っ只中)

「やってはみたいのね?」

「え? あ……。はい。いつかできるような時がくれば、ですね」

「敷金だけが用意できないのね?」

「そ、そうですね」

「わかった。じゃあ敷金670万円は貸すよ」

_(┐「ε:)_んなことあるんかーい!

ってなわけで2006年6月に3号店の「食の蔵 爐庵 鳥栖店」を引き継がせて頂く事になりました。(こちらも今でもやらせてもらってます)

24歳の若者に670万を無担保で貸してくださった社長には感謝しかありません。

商売を始めて1年半。24歳、家賃80万の物件での大勝負となりました。

※本当はめちゃくちゃ書きたい事があって書き始めたのですが、その書きたい事にぜんぜん辿り着かず長文となってしまいました。めちゃくちゃ書きたい事は次回へと続きます。すいません。

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ABOUTこの記事をかいた人

ムタカズヒロ

有限会社 Soul mate elevenという会社を経営しています。福岡県久留米市を中心に博多、佐賀、朝倉で飲食店をやらせて頂いてます。飲食店が真ん中にはありますが「好きな事」「楽しい事」をテーマに「ブログ」を書いたり、「オンラインサロン」を運営したり、楽しそうと思えば、どんどんチャレンジしています。