起業したい、とたくさんの方から相談をお受けします。
今日も、先日お話させて頂いた方から。
家族の事を考えて辞めときます。
という連絡がきました。
家族がいるから起業できない、起業しないというのは、これまでにお聞きしてきた起業しない理由の中で1番多いかもしれません。
最もらしい理由に聞こえますが、本当は全く逆です。
家族がいた方が成功確率は高いはずです。
起業する時に大切なこと
起業に限らず、やった事ない事にチャレンジするというのは、勇気がいります。
不安だらけです。
ただ逆に言えばそれを1人で乗り切ろうと思っている時点でズレていると思うんです。
初めての山登りに行く時、大切なことは何でしょうか?
事前の準備、経験者に聞く、などいろいろあると思いますが、何よりも孤独はきついです。
できれば近くで「きつい」時、励ましてくれる人。
「楽しい」を聞いてくれる人。
良い景色も悪い景色も一緒に共有してくれる人がいた方が楽しくないでしょうか。
1人よりも、2人、3人で登るほうが楽しいし、なにより助け合うことができます。
だから本当は家族がいるからこそ、起業できる
「家族がいるから起業できない」
この言葉で言いたい事はリスクがあるからできない、だと思います。
であれば、そのリスクを軽減するために家族はもってこいなんです。
きつい時、孤独を感じた時、近くで自分事のように応援してくれる人がいるのは本当に頼もしい事です。
孤独は辛いです。
それに家族がいるとそれは守るべきもの、に代わります。
自分のために出せる力なんて限界があります。
自分のために加え、誰かのためになる時こそ、持っている力をすべて出し切ることができます。
起業したいのに、家族がいるからできない。というのはやらないイイワケでしかないのです。
そうは言っても家族から応援してもらえない
こういう意見もあるかと思います。
やる気マンマンだけどその家族から応援してもらえない、と。
そういう方に何かアドバイスがあるとすれば。
「起業しちゃダメ」
ですね。
一番近くで見ている人から反対されるくらいのやる気など本気じゃないと思うのです。
よほど普段の行動が信用に値しないのだと思います。
それにたとえ反対されても、それをひっくり返すほどの熱意や魅力がないのであれば起業は諦めたほうがいいです。
起業した後はスタッフさんやお客様を惹きつけねばなりません。
逆境に立たされることもあると思います。
最初、家族に反対されたくらいでやる気が折れるような心であれば起業したところで必ず逃げ出してしまいます。
そうなると周りを全員不幸にしてしまうだけです。
そういう人は、敷かれたレールを本気で走る方が向いているかと思います。