はれのひの社長の会見を見て~経営者の良い悪いを見極める方法




はれのひの社長が謝罪会見をしました。

ぎりぎりまで交渉続けていて、できなくなる危険性あったが、最後まで交渉していた。何とかしたいとの気持ちあり、対応遅れたが、社員は最後まで業者にあたって精いっぱいやったが、もうすこし早く客に知らせれば最悪の事態にならなかった。いろいろ対応を行っていた。逃げてはいない。ぎりぎりまで探っていたので、何とかなるのかと思っていたので、客への連絡ができず、お知らせせずにあのような事態になった

と。

ギリギリまで粘っていたのはきっと、どうにか入ってくる売上(現金)で乗り切れないか?であり、いずれにせよ、遅かれ早かれ被害者は出ていたかと。

事業としては潰れて正解だったと思いますが、本当につぶし方が最低だったな、と思います。

自分がどう見られるか

良い経営者も悪い経営者もたくさん見てきた中で、僕が感じたことです。

ここでいう良い悪いは経営者としての能力ではありません。

ずっと業績が良ければ、良い人、悪い人は置いといて、とりあえず、経営者としての能力は高いと思うのです。

先見の明があり、実行力があり、みんなを巻き込んでいく魅力がある証拠だと思います。

ただ、経営者としての能力が高い人が必ず『良い人』ではありません。

僕が思う悪い経営者は自分中心な人です。

まぁ当たり前の話なんですが、ピンチな時こそ本当に露骨に出るんです。

このはれのひの社長のギリギリまで粘った、というのも成人式を迎える子達のためじゃない、と思います。

はれのひの社長は自分を守れないかギリギリまで粘った、としか思えません。

じゃないと当日姿をくらます、なんて絶対できないと思うんです。

12月20日にはお金の底をつくことが確定したそうです。

そこから成人式までは、20日くらいしかありません。

本当に自分ではなく、成人の子達の事を思えば、その時点で自分を捨てる覚悟で発信すべきだったと思うんです。

『会社のお金が底をつきました。成人式の日も運営ができそうにありません。でもどうにか成人式を迎える子達には、成人式を迎えてほしいと思っています。無理を承知でお願いです。助けてください。』

きれいごとではありますが、こんな内容を。今はSNSもあるし、今よりかは、絶対にどうにかなっていたのでは、ないかと思います。

悪い経営者の決定的な特徴

で悪い経営者の決定的な特徴です。

悪いのは自己中心な人、と書きました。

ただ僕もそうですが、口で何とでもいえます。

俺は自己中心的だ、なんて人は、いやしませんし、ほとんどの人がお客様のため、スタッフのため、と仰られると思います。

そんな中、業績が悪くなってきたときに真っ先に見極める方法があります。

ぜひご参考ください。

従業員35人に対し計約1800万円の未払い賃金があることが27日、関係者への取材で分かった。

横浜南労働基準監督署は昨年8~12月に計5回、従業員に賃金を支払っていないとして是正勧告をしていた。

労基署には平成28年末ごろから、賃金の支払いが所定日よりも遅れるようになったとの相談が寄せられていたという。

はれのひはホームページで従業員を約50人としていたが、成人の日の時点で約10人となっていた。篠崎洋一郎社長(55)は26日の記者会見で、従業員の退職が突然の営業取りやめにつながったとし、「給料の未払いも原因としてあったと思う」と述べていた。

これは、はれのひさんの記事で、これだけ読むと取引先にどれだけ未納があったかはわかりませんが、きっとはれのひさんも該当するのではないか、と推測しています。

僕が見てきた中で、一番やっちゃいけないのは、会社が苦しくなった時に一番最初に手を付けるのがスタッフさんの給与の人です。

減給でもいいし、未払いでも遅延でもですが、とにかくスタッフさんの給与に最初に手を付ける人。

僕も思いっきり経験があるのですが、スタッフさんの給与の遅延が一番ラクなんです。

関係性ができてるからです。

「ごめん、1日遅れてもいい?」

ってパッと言えちゃう。スタッフさんも断りにくく。まぁいいですよ、と。

その上、外部の人に、会社が苦しい事がバレない。

で、なんでバレたくないか、の深層心理を考えると結局自分を守っているんですよね。

会社が苦しいと思われたくない。経営者として評価されたい、という。

普段はスタッフさんのため、とか言ってるくせして、現実はそのスタッフさん達から最初に傷つける、という最低の行為です。

さらに、考えればわかりますが、一番売上をあげる原動力になるスタッフさんの給与を削れば。

文字通りにせよ、心にせよ、スタッフさんは離れていく一方だと思います。

そんな状態で「会社が苦しいから頑張ろう!」といったところで、頑張ってくれるわけも、売上が伸びるわけもありません。

外部の人から会社が苦しい、という相談を受ける事もよくあるのですが、そういう時は必ず、何かを滞納していることがほとんどです。

そういう時には内訳を聞きます。

資金繰りのために最初に手を付けたのがスタッフさんだった場合は起き上がれない人がほとんどです。

逆に己の恥を忍んで、最初から外部に頭を下げ、スタッフさんを守るような人は結果的に、外部からの応援も、社内からの応援も得て、這い上がってますね

普段から、口ではなく、行動で示してくれる人についていきましょう。

業績が良い時でも、自己中心的な人ってなんとなくわかりますよね。

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ABOUTこの記事をかいた人

ムタカズヒロ

有限会社 Soul mate elevenという会社を経営しています。福岡県久留米市を中心に博多、佐賀、朝倉で飲食店をやらせて頂いてます。飲食店が真ん中にはありますが「好きな事」「楽しい事」をテーマに「ブログ」を書いたり、「オンラインサロン」を運営したり、楽しそうと思えば、どんどんチャレンジしています。