子供から、
「なんで男の人って髪がない人がいるの?」
と質問されました。
子供が考える髪がないとは?
何という質問だと思いました。
そうか、それすら疑問なのかと。
無知とはすばらしいですね。
でも僕は気づきもありました。
なぜ髪がない人がいるのか?
という疑問への子供なりの答えです。
薄毛は本来、恥ずかい事ではない
僕「なんでだと思うの?」
子「え?あそこだけ切ってるんでしょ?」
あそこ(たぶんここ、てっぺん)

なるほど、その発想は僕にはありませんでした。
わざわざファッションとして切っている、という発想ですね。
「んなわけあるかぁ!笑」
とツッコミたかったですが、
僕「なるほどねぇ。」
と妙に納得しました。
要は子供から見たら恥ずかしい事ではないんですよね。
当前であり、自然であり、髪型の一種と思っているのだと思いました。
元あった場所に戻っていく
次にもう一人の子が言いました。
子「いや、違うと思う。」
僕「お。なんだと思う?」
子「多分、中に入っていくんだよ。」

吹きました。
その発想はありませんでした。
この人は髪の毛が中に入っていった結果、仕上がったという事になります。
伸びるばかりの髪が大人になるにつれ、中に戻っていくという大胆な発想です。
何でも決めているのは自分
子供は天才だと思いました。
常識に縛られているのはいつも大人の方ですね。
多数決で多い意見を正しいと言い、それを常識と言い、そうじゃない人を非常識と呼ぶ。
非常識を常に恥ずかしいもの、腫れ物扱いするけど、本当にそうなのか?を疑わないとな、と。
みんなが悪いと言ってるから悪いのか?
イイと言ってるからイイのか?
そういう判断基準ではなく、自分の目で見て感じたものをイイ、悪いと判断できる大人になりたいものです。
薄毛(ハゲる)も僕たち男ができれば避けたい、と過剰に反応しているだけで、本当はそんなものなのでしょうね。
いや、騙されません。
そうだとしても僕は全力で回避する努力をすると思います。