人はなぜ食べログのランキングを気にするのか




美味しいとは何だろう、と最近考えているのでまとめてみたいと思います。

パクチー好きな方から嫌われそうな投稿になってしまいました。

美味しいは相対的に動く

分かっていることは美味しいは絶対的なものではなく相対的なものだ、という事です。

反論がある方がいらっしゃるかもしれませんが絶対に美味しいというのは、多数決で決まります。

みんなの美味しいが美味しいです。

もちろん僕みたいなバカ舌が言うと説得力もクソもありませんが。

世界三大珍味、キャビア、トリュフ、フォアグラはたしかに絶対的にも美味しいのでしょうが、値段ほどまでの差があるか?という話です。(もちろん希少さ、が金額に大きく影響しますが)

これは今さっと検索してでてきた明太子の事が書かれてある記事です。

「明太子」を「ハカタスパイシーキャビア」に変えたら飛ぶように売れたw

簡単に言うと、明太子をキャビアとネーミングしたら売れた。

豚足をフランス料理名に買えたら売れた。

という内容です。

要は、中身は変わってないけど、印象を変えただけで売れた、という事です。

フランス人が美味しいというなら美味しいだろう、と。

パクチーは本当に美味しい?

この視点でいうと、僕はパクチーが疑わしくて疑わしくてたまりません。

パクチー好きな方が周りにウジャウジャおられるので敵に回してしまいそうですが。笑

僕がパクチー嫌いな理由

僕はどうしても美味しく思えないんですね。

子供のころ公園で遊んで、服についたカメムシを追い払った後の手の臭さときたら。

悶絶です。

パクチーからは真っ先に僕、その匂いを感知してしまいます。

だからダメなんだと思います。

ちょっと濃い料理に、お口スッキリの役目で入ってたりしてるのかと思います。

ただどの料理に入ってても、俺が俺が!ってメインを追い越して味を主張してきますよね。

あれがダメなんです。

結婚式の主役2人を無視して、余興でやりすぎてごく一部の人にしかウケない。

両家の親族に引かれてしまう、みたいな人いるじゃないですか?

あんな感じです。

クセが強すぎると思うんですよね。

ってここまで書いてるくせしてこの前酔っぱらってパクチー飲んでる写真がフォルダから出てきましたが。笑

もうパクチードリンクというかパクチーそのものですね。

パクチーが流行った原因

でもめちゃくちゃ流行っている、という事実はあります。

たくさんの可愛い女性が

「パクチー最高!!♡」(こんなダサくはないかな。笑)

ってSNSでUPしたことが原因と思っています。

美味しいと思わないといけない、という暗示が掛かっている、と推測しています。(本当にパクチー好きな方、ごめんなさい。)

だって、ホウレンソウとか小松菜とかの方が美味しくない??

いろいろ美味しい葉物野菜あるのになぜパクチー?

が僕の良い分です。

みんな本音を隠して生きている

マックの何年か前の有名な話をご存知でしょうか?

セミナーで聞いたのでうろ覚えですが、こんな内容でした。

ある時マーケットの調査で何が食べたいか?というアンケートを取ったそうです。

一番多かったのが、野菜メニュー、体に良さそうなメニューを増やして欲しい。

そういう内容だったそうです。

すぐに商品開発をし、商品を投入しました。

すると、まったく売れなかったそうです。

なので、次はアンケートを無視したジャンクフードと言いましょうか。(それがテキサスバーガーだったかな?)

豪快なハンバーガーを投入したらバカ売れした、そうです。

結局皆さんが食べたかったのは、体に良さそうな健康食品ではなく、味の濃い旨味たっぷりのハンバーガーだったんですよね。

これは僕、こう思っています。

本当に食べたいものと、食べないといけないと思ってるものが存在する。

本当はガッツリ食べたいけど、野菜を取らないといけないと思っている、という感じと言いましょうか。

食べ物に限りません。

本当は好き勝手生きたいけど、自分はこういう人でなければならない。

そのこうでないといけない、という思考が少なからず人の考えに影響を及ぼしますね。

時にこうでなければいけない、は本当の自分さえ抑え込みます。

病気ですよね。

誰だってラクして稼ぎたい、けど努力しないと稼げないと思っている。

これも一種のこうでないといけない病だと思うのです。

でここで話は一気に戻りますが、パクチーも同じように思っています。

たくさんの可愛い女性が

「美味しい。美味しい。」

いってるパクチーは私も美味しいと思わないといけない。

そういう心理が働いているのではないか、と思っています。

(パクチー好きな方ホントすいません。)

食べログをなぜみんな見るか

食べログに関しても書いてみたいと思います。

食べログも、なぜこんなに流行ったか?

なぜこんなに見るのか?

みなさん美味しいものを検索する装置だと思っていると思います。

僕は少し違います。

食べログは確認作業ができる装置だと思っています。

美味しいとは何か?美味しいの確認作業。

みんなの美味しいのチェックです。

「あ、たしかにあそこは美味しかった。」

と思う事もあれば、

「これが世間でいう美味しいなのね。」

と納得いかない事もあると思いますが、すべては、自分の味覚と世間の味覚の確認作業だと思うんです。

これも食べ物に限りません。

ピカソの絵をみんなが良いと言ったら良いのです。

みんながカッコいいと言う人はカッコいいのです。

クラスの人気者はますます人気者になりますよね。

みんなが好きだと相対的に評価はあがります。

みんなのカッコいい、カワイイは益々魅力をあげます。

そんな中、誰も好きな人がいないような変わり者の男の子に魅力を感じる人もいたと思います。

でもその時言えないんですよ。

「私はB君が好き!」

て。

なんだかみんなと違ってる事って恥ずかしい

みんなと同じ事が当たり前、と。

そんな風に良くも悪くも子供のころからずっとずっと。

知らず知らず訓練されて僕たちは育ってますから。

食べログはそんな「僕、私は普通ですか?」を測る機能だと思っています。

飲食店における美味しいとは

と、ここまでの話を書いて最後に飲食店における美味しいとは何ぞや?を書いてみたいと思います。

広告

美味しさの打ち出し方はいろいろあると思いますが、まず浮かぶもので手っ取り早くお店から仕掛けられるのは広告です。

美味しそうに撮ってもらう。

綺麗に店内を撮ってもらう。

活気があるように店内を撮ってもらう。

これが一番早い、と思います。

でもこれはもう、消費者のみなさんはわかっています。

一番良い状態を撮ってもらっているだけで、必ずしもその状態で出てくるわけない、と。

だから雑誌や有料サイトの「美味しい」はもうお客さんに影響がないと思っています。

食べログ

だから次に見るのが食べログです。

みんなはどう思っているか?答え合わせをするわけです。

知り合いのSNS

さらに確実なのは知り合いのSNS投稿です。

食べログもまだまだ怪しい。

知ってる人が言ってるなら間違いない、です。

最高に美味しく感じる時

そして一番最高に美味しく感じるのは。

人が多い時だと思っています。

満席や行列

それから食通の人に

「ここ美味しいよ。」

と連れて来てもらった時ですね。

今目の前でたくさん美味しいと評価をしてる人がいる。

こんなに待ってでも食べたい。

そんなお店のその料理は美味しいに決まっています。

ここで美味しくない、というのはクラスで

「B君が好き。」

というくらい恥ずかしい。

仮に美味しいと思わなくても、自分がずれているかもしれないから2度と行かないだけで

「美味しくない。」

とは言わないのではないかと思っています。

もちろん本当に美味しい、美味しくない、という正しい評価をされている方もたくさんおられると思いますが、ごく少数だと思っています。

TVでよくありますね。

一流芸能人が高級食材に見せかけた食材を見抜けない。

セレブが高級食材とスーパーの食材が分からない。

でもこれが現実だと思っています。

逆に言うと美味しく感じない、のは人がいない時だと思っています。

金曜夜の19時に居酒屋に入って、広い店内に自分達だけだったらどう思いますか?

もう食べる前から美味しくないを覚悟しますよね。

食べてもないのに失礼な話です。

でもそれが現実です。

料理が出てきても、

「これがこうだからお客さん来ないんだろうな。」

とか勝手にそのお店を辛口で評価しちゃったりしてると思います。

同じお店でもテンヤワンヤの満席で味わうのと誰もいない店内で味わうのは美味しさは違うと思います。

本当はゆっくりした店内で丁寧に作ってくれた料理の方が美味しいはずなのに、美味しいという評価を受けるのは満席でみんなが美味しい美味しい言っているお店の方です。

だからもし今、

「味は悪くないと思うけどお客さんが来ないんだよね。」

という人はまずは、満席にすることを考える方がお客様から美味しいという評価を頂ける近道かもしれませんね。

仕掛け方はこんな感じでしょうか?

広告が大きく変化している

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ABOUTこの記事をかいた人

ムタカズヒロ

有限会社 Soul mate elevenという会社を経営しています。福岡県久留米市を中心に博多、佐賀、朝倉で飲食店をやらせて頂いてます。飲食店が真ん中にはありますが「好きな事」「楽しい事」をテーマに「ブログ」を書いたり、「オンラインサロン」を運営したり、楽しそうと思えば、どんどんチャレンジしています。