こんなニュースがありました。
月額1980円で飲食店の売れ残りをゲット! 食品ロスを減らすアプリが年内にサービス提供開始 – キャリコネニュース
https://news.careerconnection.jp/?p=40817
なるほど。
いろんなサービスが出てきますね。
同じアイデアでも流行るもの流行らないもの
始まる前から4000人も登録があるのかー。
確かに、居酒屋みたいに食材の転用が効く業態ならまだしも、パン屋やケーキ屋さんのロスはいつも気になります。
でも前にケーキ屋さんと話した時に、
「毎日捨てるくらいなら閉店セールしてみては?」
と聞くと、
「もうその時間しかお客様が来なくなったりしたら嫌なんです。」
と仰っていたのを思い出しました。
確かにそれもわかるし、でもロスも勿体無いの事実。
切り口をどうデザインするか
普通に
「毎日、ロスをディスカウントしませんか?」
だったら絶対流行らないと思います。
でも今回お店側からの賛同も得れたポイントは
- 手を挙げれば、提供の多寡に関係なく均等に配当が分配されるという事
- ディスカウントでなく世の中からロスを無くす、余剰食材を社会に寄付する、と『社会貢献』に位置付けした事
だと思います。
やってる事は同じでも動機でみんな動きますね。
『ロスをディスカウントしよう』じゃなくて、『捨てるのは良くない。社会貢献しよう。』
『相席屋に出会いに行こう』じゃなくて、『タダで美味しい料理とお酒を飲みに行こう。』
行動は同じでも動機は大事ですね。
動機次第で世の中の潜在ニーズが一気に爆発したりするものです。