基本的には会社に掛かってくる電話は、事務員さん達が要件を聞いてくださり、
「こちらで必要だと判断した場合は折り返します。」
というスタイルをとっています。
8.9割折り返す事はありません。
営業の方から見ても契約するかしないかもわからない、そんな会社とのやりとりに時間を割くのは、勿体無いと思うし、お互いに、すごく良いフィルターだと思っています。
そんな中、先日、求人の事でちょっと調べたい事があるちょうど良いタイミングで、会社に求人の営業のお電話を頂いたのでお会いすることになりました。
自分でできる仕事を相手に丸投げする行為
こういうタイミングが合う、て大好きです。
「やっぱり縁ってあるなぁ。」
と、なんだか嬉しくなります。
で、いついつ、という約束をして、終わりました。
ここまでは良かったんです。
でも、実際にお会いする前日になった時、もう一回電話を頂いたんですね。
『すいません。明日はよろしくお願いいたします。ご質問ですが、御社の住所をお聞きしてもよろしいですか?』
と。
僕、ど~しても。
この質問NGなんですよね。
だってそれってネットで調べれる、わけです。
現に最初の営業の電話をしてきた時は、何かを調べて電話してきてくださってるわけで。
なのに、
「住所教えて。」
と言うのは調べる事をサボってる、自分でできる仕事をこちらに振っている、わけです。
相手の事を調べる努力をしない、というクセは致命的だと思うのです。
相手を知り、相手の必要なものを提案する
相手の事を考えて、それに一番合う商品を提供する、というのが、営業の方にとても大事なスタンスだと思っています。
時々、
「それでしたら、弊社よりも○○社の商品(サービス)の方が良いと思います。」
なんて、他社の宣伝をしてしまうような営業の方を見ると、
「なんて正直な人なんだ!!」
とその時は商品は買わずとも、信用が貯まるので、必ず記憶に残り、いずれ商品も買う事に繋がります。
でもこういう場所を聞いてくるような方だと、相手のためではなく、自分たちに都合の商品やサービスばかりを提供される気がしてなりません。
相手の時間を奪うという事に対して無頓着
相手の時間を奪う、という事に対しても配慮が足りないと思いますし。
もちろん無意識だと思うのですが、その無意識が何よりも嫌なのです。
これまでの経験上、無意識な行為が気になる人と、絶対にその後も合う事がありません。
「直る」「直らない」とかじゃなくて、「合う」「合わない」の話です。
だからそういう場合はすべて最初にお断り、です。
それがお互いの為、ですね。