3匹の猫から学んだ事

最近ある3匹の猫と接する機会がちょこちょこあります。

全部いわゆる野良ですが、性格は様々です。

1匹は暗くなってから毎日のように現れるらしく、暗闇の中に目を光らせ堂々と座り、こちらが近づこうと、大きな音を出そうとピクリとも動きません。こちらの移動圏内に座り込み、近づくと噛み付く勢いで威嚇してくるので、こちらが回り道して通らなければいけないほどのふてぶてしさを持っています。

もう1匹は大柄、たまにしか現れないそうですが、1匹目同様、餌を与えてくれる人がわかっているので、ニャーニャー言ってしばらく居座ります。結構太ってるので、そういうHOMEが何軒かあるのだろうと思います。

この2匹が僕はあまりかわいく思えません。顔がとかじゃないですよ。その態度というか、都合の良さ、というか、ですね。

そんなに毎日餌もらっときながら、餌をあげてる人にすらシャー!と毛を逆立て、威嚇するんです。

なんちゅう恩知らずの猫や!と。

一方で一番若い1匹は、夜だけとかじゃなくて1日中見える範囲にいます。小柄で人懐っこく、でも、ビビりなので少しでもこちらが動くと慌てて逃げていっちゃうくらいの小心者です。でも甘え上手で、程よい距離で、にゃーにゃースリ寄ってきます。

カワイイじゃん、と心をくすぐられます。その名もない猫を僕は勝手に『トラオ』と呼んでます

カワイイと餌もあげたくなります。

ヒトと一緒ですね。

横着だと、大事な仕事はお預けですが、カワイイと、もっと大事な仕事、役割を与えたくなるものです。

 

そんな中見てしまったんです。

3匹同時に餌をやる瞬間を。

僕はその小さい猫が心配でした。

あのでっかいボス猫2匹から貰えるはずのエサを奪われるんじゃないか、横から欲しそうに眺め、余り物を食わされるんじゃないかと。

そしたらエサをやった瞬間ですね。

案の定、大猫2匹がバッと、かっ喰らい始めたのは予想通りだったのですが、

その瞬間、

フンギャー!!

と今までに聞いたことない鳴き声で

トラオが2匹に噛み付いたり、猫パンチで追い払ってですね。

あんなに横着で人にはビビらず、ふてぶてしい大猫2匹が。

トラオが食べ終わるのをシュンと見る係だったんですよね。

え?うそ?と。

あんなにヒト懐っこくてビビリのトラオが

実はナワバリのボスだったようで、普段、猫かぶってることが判明しました。もちろんだからかわいくないわけじゃなくて、相変わらず一番カワイイのですが。

僕が何か感じたのはむしろ、大猫2匹の方で。

普段あんな偉そうなのに、なんかその弱々しさときたら。

かわいそうに見えて、なんだか可愛らしく見え始めます。不思議なものですね。

 

猫と人を比較してもいけないんでしょうけど

あの人かっこいいなぁ、憧れるなぁ、て人も

完璧な人って言うより、どこかおっちょこちょいで抜けてるところがあったり、飲んだら可愛かったり、強さだけじゃなくこんな事はできないんだ、と弱さを見せてくれる人がカッコよかったりします。

人間味があるといいましょうか。

完璧っぽく振舞われるといつまでも緊張するし、なんか怪しく見えるし、ですね。

いつも気を張ってないで、そんな弱さを見せることも強さだな、と思わせてくれた猫3匹でした。

でも相変わらず近づいてシャーて言われると、コノヤロー、とおもっちゃうんですけとね。

ちなみに僕は猫より犬派です。最近は猫も可愛いですが、それでもやっぱり犬かな。

前にTVで

猫好きは、誰かの為に動ける犬のような人。

犬好きは、自由気ままに生きたい猫のような人。

というのを見、自分や周りを思い返して・・・少し納得したことがあります。

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