お客様の美味しいは絶対に信用してはいけない

人がみんなそうか、はわからないけど、少なくとも日本人は

本音と建て前を上手に使って生きている、と思っています。

残酷な話ですが、前にTVで

自分の子供を紹介した時の第一声が

「お父さんにそっくり~。」とか

「目が大きい~。」とか

そういう場合は、カワイクないと思わないといけない、というのを見ました。

本当にかわいかったら「カワイ~!」が第一声で出るはずであり、

顔の特徴やしぐさなど、何か特徴を探して褒められた場合ってそうじゃないんだ、とか。

この前とってもかわいい赤ちゃんを見て「カワイ~」と言ってる自分に気づいた瞬間、

「あ、ホントだ・・・。」と、この話を思い出しました。

飼っているワンちゃんや、彼氏、彼女なんかを溺愛し過ぎてしまっている人は

一度客観的に、そういう目線で周りの反応を見てみるのは悪いことではないかもしれませんね。w

でもその話ってそういう時だけじゃなく

意外とたくさんあるんですよね。

例えば料理の試作の時でも

「どうですか?これ食べてください!!」と

美味しい言ってくれ、と言わんばかりに出してくれるわけですが、

そんな眼差しで見られたら、言いにくいし・・・。なんてこともあるわけで。

そういう時は、「うん。見た目がきれいだね。」とか

「触感(舌触り)がいいですね。」とか

気づけば、違う良い所を探して相手に伝えてしまうわけです。(もちろん不味いなんてことはないんですよ)

で、相手も「でしょ~~~!」って

気持ち良く終わるからまぁいいや、と思っていたのですが、

でもこれってやっぱり良くないな、と思いまして。

そのまま放っておくと、そのまま本人が気づかずに育ってしまう、と言いましょうか。

お客様も「美味しかったです~。」と店の人を前には、建て前で帰ってくださるわけです。

でも行動こそ本音です。

本当に美味しければ(美味しいにもいろいろな要素はありますが)売上は上がるし、

そうじゃなければジリジリ下がります。

それこそが真実なのに、下がっていく売り上げを目の前に

「お客様は美味しい美味しい、と満足して帰ってくださっているのに。場所が悪いのかな。」

なんてちんぷんかんぷんな日報があがってきちゃったりします。

そんな時、ですね。

本人にとっても、お客様にとっても、お店にとっても

誰にとっても良い事がないな、と。

他にも、

こんなにみんなに良くしてるんだから、良い会社でしょ、って自慢してて、

離職率が高い、とかだったら超恥ずかしいですよね。

みんなが本当にそう思ってるか、を測る大事な指標って何にでもあると思うんですよね。

特に自分の事なんて、尚更わからなくなるので、

褒められる事はとても嬉しい事だけど、だからと浮かれないで

客観的に見る癖、見る仕組み、大事な数字を信じる。

そういう本音、本質を知る努力を怠らないようにしないと迷子になっちゃうのかな、って。

 

 

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